2009年11月9日月曜日

インターンに至った経緯~ありがとうバンザイ同盟編~

アビジャンでの私の上司であり、同居人であり、今回インターンをしている会社と私を繋げてくれたアウア。他人にも自分にも厳しい彼女であるが、今では私のお姉さんのような存在だ。こんなアウアとの出逢いに関しては、もう笑うしかない。そもそも出逢ったときには、まさか2年半後にこのような形でアフリカで再会するなど、思いもよらなかったからだ。

早稲田大学には、バンザイ同盟という名物サークルがある。これは、バンザイを愛し、バンザイを極めるためだけに存在するサークルで、非常に早稲田らしいから私は好きだ。そもそも、私が早稲田受験を決心したのは、アフリカ留学とバンザイ同盟がある大学が日本に一つしかなかったからなのである。実際にこのサークルに入ることはなかったが、常に活動をかげながら応援していた。


バンザイ同盟。大好きです。


大学2年の春を向かえ、新歓荒らし(新入生と偽って新入生歓迎会に侵入し、タダで飲み食いをすること。一人暮らしや飲み会大好きな貧乏学生の強い味方)でスケジュール帳が埋まっていたときのことだ。この年にちょうどパリから早稲田に来ていた留学生がいたのだが、少し変わり者の彼は、バンザイ同盟の新歓荒らしに一緒に来たいと言い出したのだ。別に断る理由もなかったので、待ち合わせの時間と場所を教えたところ、当日ヤツは他に三人のフランス人を連れて登場した。バカーーー!!!ただでさえ、新歓荒らしのときは正体がバレないように注意しなくちゃいけないのに、どう考えても変なフランス人四人がいるのは怪しすぎるだろうがーーーー!!!

まぁ、そんな心配も、バンザイ同盟だから大丈夫でしたが。ホッ。

そして、何を隠そう、この三人のうちの一人がアウアだった。

三人は横国に来ていた留学生。早稲田に来ていた変わり者君と横国三人組のうちの一人がパリで同じ大学に行っているのがキッカケで、今回バンザイ同盟の新歓荒らしに全員で乱入する成り行きになったらしい。なんなんだこのちゃっかり具合。しかも、早稲田で留学していた変わり者フランス人君と横国三人組(パリで同じ大学に行っている子含む)は、この日が初対面であったというからびっくりだよね。どんな成り行きで全員揃ってバンザイの新歓荒らしに来ることになったのか・・・。

横国三人組@バンザイ同盟新歓荒らし。
真ん中に写っている黒い服の彼女が、2年半前に初めて出逢ったアウア。

横国三人組のうちの一人、マダガスカル人のマリナとは、
今年パリに滞在した際に再会を果たしました。

再会したマリナは、ママになっていました~。赤ちゃんかわいすぎ。





とにかく、この日出逢った三人組とはこれがキッカケで仲良くなった。特に、パリ郊外のニジェール系の家庭に生まれたアウアは、これからウガンダに行くと言う私に強い関心を持ってくれた。彼女自身はフランス人だが、移民二世という微妙な立場と、毎年必ずニジェールを訪れていたせいで、アイデンティティはどっちつかず。フランス社会の人種差別もそれなりに経験したようだ。そのため、アフリカにも強い精神的つながりを感じており、仏語圏アフリカ人学生のシンクタンクでも活発に活動しているそうだ。二人でアフリカの話を色々したのも、今となってはいい思い出だ。

三人とはその後も連絡を取り合ったが、アウアはやっぱり特別だった。完全に援助依存しているウガンダ人にげんなりしていたときも、汚職相手に苦戦していたときも、いつも私に的確なアドバイスをくれたのは彼女のメールだった。パリがあまり好きではないという彼女は、東京に戻ってから心にぽっかり穴の開いた日々を送っていた私を理解してくれた。そんなときに、ひょんなことからヨーロッパ行へ招待された

私が日本に戻るころ、アウアはコートジボワールに赴任することになったため、残念ながらヨーロッパで会うことはできなくなってしまった。しかし、一応ヨーロッパ行きについて彼女に知らせると、「同僚の電話番号を教えるから、パリに来るなら連絡してみて!!お茶でも一緒にしてみたらどう?」という内容の返事が来たのだった。

一応その番号は手帳にメモしておいたが、免許取得に苦戦し、落ち込みまくっていた私は、その後そんな番号のことはすっかり忘れかけていた―。

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