2009年9月3日木曜日

TInA(this is NOT Africa)

感動のベネトンとの再会inアビジャン。まさかこんなところで出遭えるとは・・・

アビジャン



オフィスから徒歩3分。サングラスをしているのは同僚のデニース。


午前の3時にアビジャンに到着したのに、9時半にはもうオフィスに行かなくてはいけないという、さすがの私にとってもハードだった1日目。

まず・・・アビジャン、やぱりすごいぞ!!!というのがその日の第一印象でした。

ウガンダにいた頃に仲良くしていただいていたJICAの専門家の方は、80年代にガーナで青年海外協力隊として活動していたんだけど、当時のガーナの隊員の間では「アビジャンに行けば、ソフトクリームが食べられるらしい!!!」と、夢物語のように語られていたんだって。

80年代のアフリカでソフトクリームが食べられるアビジャン・・・。2007年のカンパラでさえ、私は一度もソフトクリームを見ることはなかったけど。

また、日本の大学のゼミの先生が、「アビジャンは西アフリカのパリだといわれている」とおっしゃっていました。この先生は、パリ留学を経て世界銀行に勤務しており、西アフリカにも何度も行ったことがあるので、アビジャン通です。

ちなみに私、この「○○の△△」という表現はあまり好きではありません。サンクトペテルブルグが「北のパリ」、ルワンダが「アフリカのスイス」、浜崎あゆみが「日本のブリトニー」などと勝手に呼ばれているらしいけれど、どうしてパリが「南のサンクトペテルブルグ」、スイスが「ヨーロッパのルワンダ」、そしてブリトニー・スピアーズが「アメリカのアユ」ではいけないのでしょうか。大抵、この△△には西洋の場所や人名が入り、○○にはそれ以外の地域の場所や人名が入ります。まるで、西欧というフィルターを通してでしか世界が見られないかのようです。別に「だから何」というわけではありませんが、人々が意識しないところで、世界はそのように語られ、認識されているのですよ皆さん。

西アフリカ最大の都市であるアビジャンは、本当に都会です。よく、私はジョークで「ナイロビ(ケニアの首都)はCapital cityだけどカンパラ(ウガンダの首都であり、私が留学生活を過ごした思い出の場所)はCapital townで、さらにそこから内陸のキガリ(ルワンダの首都)やブジャンブラ(ブルンディの首都)なんかに行くと、もうそこはCapital villageだよー」なんて言っておりますが・・・。

アビジャンは、ナイロビよりも更に大きいです。大きいというか、massiveといった方がいいですね。とにかく、都市計画ゼロな大都会が、果てしなく続いている・・・それがアビジャンです。

私のオフィスはビジネス街に位置してるんだけど、すぐそばにスーパーがあります。そこまで大きなスーパーではないけど、地元の人やビジネス街で仕事をしている人に大人気のようです。さすが旧仏領。食材の種類が旧英領のウガンダのそれとは全然違います。エアコンも冷蔵庫も冷凍庫も機能してるし、チーズやフランスパンなんかが普通に売っているのがすごいと思った。カンパラにもこういうスーパーはあったけど、ケニア系や南ア系のスーパーが、お金持ちや外国人のためだけに3,4つあるといった感じでした。エアコンが機能しているスーパーもあれば、そうではないスーパーもあったし・・・。地元の中産階級向けのスーパーは、全部インド人が経営していて、冷蔵庫も冷凍庫もそこそこチンタラと動いている程度だったし。

まだまだあるよ。

このスーパー、(機能はしていなかったけど)エスカレーターがついていて、レジには(これもまた動いていなかったけど)ベルトコンベアみたいなの(日本語でなんと言うのか分からなくてお恥ずかしいのですが)がついてたの。コートジボワールは旧仏領の優等生だとは聞いていたけど、こんなところにまでフランス式が浸透しているとは。しかもしかも、ダイエットコーラが売っているの!!!ウガンダでは、相当のレベルのお店に行ってもなかなかお目にかかれなかったダイエットコーラ。アビジャンではこんなに小さなスーパーにさえ、しかもキンキンに冷えて売られているではないか!!!

そして、ここでは缶ジュースが一般的。これにもビックリした。ガラスの瓶ではないのですね。

初日は、顧客訪問を同僚としました。そこで更に衝撃を受けたのが、エアコン。小さな文房具やからラジオ局に至るまで、実に様々な場所に出向いていきましたが、どこにもエアコンがついているんですね~。新しい自宅の自分の部屋にエアコンがついていたのは驚きであったけど、ここまで街中にエアコンが溢れているとは。


また、夜になっても街灯がついているのも驚いた。アビジャンには高速道路みたいな道路があるのですが、夜になっても電気がついているのは相当すごい!!普通は、建設後1週間で、電気がついたりつかなくなったりするものなのですが。

そしてベネトン。そうですよ皆さん、あのベネトンです。アビジャンには、細々ながらもベネトンがあるんです!!値段は、ヨーロッパのそれと大して変わらないので、客層はお金持ちと外国人であると思われます。でも、ベネトンがあるというだけで、ものすごく興奮しちゃった!!

人が歩くのも、話すのも、カンパラよりも早い早い!!あいさつに5分かけるとか、アビジャンではありえないらしいです。それでもやっぱり、スーツを着たビジネスマンたちが、路上の露店やマキ(小さな食堂)でフートー(キャッサバとバナナを混ぜたお餅のような主食)を食べているのを見ると、アフリカだなーと実感。日本のサラリーマンが、吉牛とか立ち食いそばでご飯を食べているのと似ているかもね。

また、信号機がきちんと信号機としての役割を果たしているのも、カンパラの思い出が強く残っている私にとっては驚きでした。走っている車だって、窓ガラスにヒビがはいっているのはまだ見たことがありません。

ウガンダには中国人とインド人が多かったけど、ここではレバノン人とベトナム人が多いみたいね。さすがfrancophone(フランス語圏)です。ベトナム料理が大好きである私にとって、これはすごくありがたい!!

そして、極めつけは・・・みんなみんなみんなオシャレ!!!!アフリカの人って、着倒れ文化とでもいいましょうか。とにかく服装にはものすごいお金を投入するんです。フランスに住んでいるアフリカ人の女の子って、白人のフランス人の子と比べると、7倍くらいのお金を、お化粧やら服に使っているんだって。パリ時代のコンゴ人の同僚曰く、今ではシャンゼリゼのルイ・ヴィトンの一番の顧客は、金持ちアフリカ人なんだってさ。ウガンダでも薄々気づいてはいたけど・・・「フランス語圏のアフリカは、本当にすごいよ」とは聞いていたけど・・・これは本当にすごい!!そのうち、このブログで「アビジャン・コレクション」でも開催しますね(笑)。

当然私にも、ドレスコードだけは気をつけなさいという命令が下されました。この私に、ドレスコードに気をつけろと??と言いたいところだけど、ちゃんとした服を着ていないとまともな人間扱いされないらしいので、仕事のため、毎日スーツを着ています。大学の入学式以来、今回のインターンを始めるまで触ることすらなかったスーツ。私を知っている人がこれを知ったら、まず笑うでしょうね。「はぁ?お前がスーツinアフリカかよ!!」みたいな。

そして、フランス人曰く「世界で最も美しくロマンチックな言語」であるフランス語をみんなが話します。ええ、当然アフリカン・フレンチですが。道端のお兄ちゃんも、食堂のおばちゃんも、タクシー運転手のおじさんも、市場でパパイヤ売ってるお姉ちゃんも、みんなみんなフランス語。あのデカイ体した黒い人々に「ボンジュール、マドモワゼルーーーーーーーー!!!」と言われると、これが果たして本当にロマンチックなのか疑問ですが(笑)。一日も早く、ノウシ(コートジボワールのフランス語)をマスターしたいものです。

0 件のコメント: